どーもしょうちくです。
これまでの記事で、
「『感情にネガティブなものなどない』ということをマインドに学習させることが、苦しみからの解放に繋がる」
ということを理解していただけたでしょうか?
(何のこっちゃわからない人は、
記事一覧から、「苦しみの原因」というカテゴリーを、更新が古い順から順番に読むことをオススメします)
では、具体的にはどういうことをすればいいのでしょうか?
それは何も難しいことをする必要はなく、その方法はいたってシンプルです。
その方法とは、
「ネガティブ感情を感じる」だけです。
(今回も長いです。何かを説明しようとすると、どうしても長くなってしまいます。なので今回も時間のあるときに読んでください)
◆マインドにどんどん学習させていこう
あなた(マインド)にとって「ポジティブな感情」というのは、別にあなたが特別意識していなくても、それを感じることに抵抗などしていないでしょう。
ところが、いわゆる「ネガティブな感情」はどうでしょうか?
あなたは無意識のうちに(反射的に)それを拒絶してしまっているのではないでしょうか?
あなた(マインド)がそれを拒絶している限り、それは悪者(ネガティブ)なままです。
それが悪者(ネガティブ)である以上、あなた(マインド)はその感情が湧いてくる度にそれを拒絶してしまいます。
以前にも言いましたが、
その拒絶(抵抗)こそが、あなた(マインド)の苦しみの原因なのです。
だから、いつもは反射的に拒絶してしまうその感情を、これからは意識的に感じてみるのです。
そして、あなた(マインド)にとってネガティブな感情というのは、いつも「不快さ」を伴ってやってきます。
だからあなた(マインド)がどんな感情を拒絶しているかは、その「不快さ」でわかります。
「不快感」は本当に不快だから不快なのではありません。
あなたが(マインド)が、習慣的に拒絶しているから不快に感じるだけです。
だから、その「不快さ」を伴った感情がやってくる度に、それを感じ尽くすのです。
とくに、いままで自分が嫌だ(ネガティブだ)と思っていて感じるのを極力さけていた感情ほど、その中に飛び込み、それを感じることです。
マインドに「これは別にネガティブなものじゃないよ」と学習させてあげるのです。
◆不快な感情を感じる練習
では、実際に「ネガティブな感情」を感じる練習をやってみましょう。
一度説明しますので、それを読み終えたら実際にやってみてください。
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①目を閉じ、不快な感情を引き起こす記憶を思い出す
目を閉じて、思い出したくない過去(あるいは思い描きたくない未来)の記憶を呼び起こしてみましょう。
きっとその記憶と共に、あなたが感じたくない感情も一緒にやってくると思います。
その感情を使います。
もし、今まさに嫌な感情がそこにあるなら、その感情で構いません。
その場合はその感情を使いましょう。
②その感情がどこにあるのかを「見る」
嫌な感情が湧き上がってきたら、その感情に付随している「物語」の方は一度脇へ置いておいて、その感情だけに集中します。
その「物語」は感情を引き起こすのには役に立ちますが、感情を感じるときには邪魔だからです。
そして、その感情が「どこにあるのか」を見てください。
もし、どうしても「物語」に巻き込まれてしまう場合は、それをただ観察していましょう。
それはマインドがシャカシャカと動いているだけです。
それをただ「お~、やってるやってる」という感じで見守ってください。
それでもいつまでもシャカシャカが止まらないようでしたら、別にそのままでも構いません。
マインドの言っていることは放っておいて、その感情が「どこにあるのか」を見てください。
僕の場合でいうと、胸のあたりにそれを見ることができます。
「見る」といっても、それは物体ではないので、具体的に見ることは難しいかもしれません。
「感じる」という表現方法の方がもしかしたら適切なのかもしれません。
でも僕は、実際に胸のあたりにそれを「見ているの」で、ここでは「見る」という表現を使います。
どちらかというと「見るというイメージ」でしょうか?
なんとなくでいいので、それを確認できたらOKです。
③有無をいわさずその中に飛び込む
それがどこにあるのかが確認できたら、今度はその感情の中に飛び込みます。
岸壁から海へダイブするかのように、飛行機から空へダイブするかのように、まさにその中へとダイブするのです。
僕には感情が濃い霧や分厚い雲のように見えるので、その中に飛び込み台からダイブするような感じでやっています。
とにかく、その感情の中へ「その身を投げ出す」ことが大切です。
無防備なまま、その中へ「飛び込む」のです。
④その感情のボリュームをあげる
感情の中へと飛び込んだら、今度はその感情を、できるだけ大きくしていきます。
どうも僕たち(マインド)には、無意識のうちに「ネガティブな感情」を押さえつけてしまう「クセ」があるようだからです。
僕は、オーディオのボリュームを上げるように(つまみを右へくるくる回して、実際にボリュームを上げるイメージで)やっています。
時には「オラオラ!どうした、そんなもんか?もっとできるだろ?俺はまだまだ平気だぜ!?」という風に、体育会系のノリで煽ったりもします(実生活でそんなことしたことありませんが)。
あるいはSMチックに、「も、もっと!もっとすごいのちょうだい!」とやるときもあります(これも実生活ではやりません、多分)。
とにかく、その感情を「できる限りそれを大きく」してみるのです。
煽ってもM男になってもそれ以上大きくならないなら、それはそれでOKです。
その大きくした感情の中に留まり、その中でじっと感情を感じます。
⑤その感情が去っていったら終わり
しばらく感じていると、その感情はどこかへ行ってしまいます。
大抵のものは5分ほどではいなくなるでしょう。
感情が去っていったらOKです。
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以上が、感情を感じきる一連の流れです。
まとめると、手順は以下の通りです。
①目を閉じ、不快な記憶を呼び起こす
②それに伴う感情が湧いてきたらそれがどこにあるのかを見る
③その中に飛び込み、全身で感じる
④ボリュームを上げてどんどん大きくし、その中に留まる
⑤感情が去っていったら終わり
では、一旦読むのを止めて、実際にやってみましょう。
感情が去っていったのを確認できたらOKです。
どうでしたか?
「感情を感じる」ということがどういうことか、なんとなくわかったでしょうか?
この練習は、「感情を感じるとはどういうことなのか?」の感覚を掴んでもらうためのものです。
それに慣れてきたら、自分なりにやりやすいようにアレンジしてみてもいいでしょう。
というかアレンジするようになるでしょう。
僕自身、「感情を感じる」というワークをやり始めた時と今とでは、まったくやり方が違いますから。
ぜひ自分のやりやすい方法を見つけてください。
◆不快な感情がやってくる度にそれを感じる
この「感情を感じる」ということを、不快な感情がやってくる度にただ「やる」だけです。
それは、嫌な記憶がフラッシュバックした時にやってくるかもしれません(僕は何度もフラッシュバックしていました)。
絶望的な未来を思い描いた時にやってくるかもしれません(僕は何度も未来に絶望していました)。
日々の生活の中で、嫌なことがあった時にやってくるかもしれません(僕には何度も嫌なことが起こってきました)。
その時にやってきた感情を、ひたすら「ウェルカム」して感じてあげるのです。
でも、嫌な状況が実際に起こっている最中に、その場で感情を感じるのはなかなか難しいと思います。
僕自身、「その場」でやるのはどうも苦手です。
どうしてもその状況に飲まれてしまいがちだからです。
だから別に必ずしもその場でやる必要はなく、その状況から離れたときにやればいいのです。
後でそれを思い返せば同じことです。
慣れてきたら、その場にいてもできるようになるかもしれません。
でも、最初のうちはその状況から離れて、一人になれる安全な場所を見つけてやりましょう。
その方が集中しやすいので。
また、過去の記憶や未来への予測に付属する不快な感情を感じることは、気が向いたときに何度もやることをオススメします。
それは、やればやるだけ効果が実感できるからです。
過去や未来の嫌なことを思い描いたとしても、それは「いま」のあなたには全く関係のない話です。
「いま」あなたが安全な場所にいるなら、あなたは安全なのです。
だからどうぞ安心してください。
それらを思い描くことを恐れないでください。
その記憶(あるいは予測)に伴う感情を、ただただ感じ切ってください。
◆「超ド級」への対処法
大抵のものは5分ほど感じていればどっかへ行ってしまいます。
でもたまに、
「超ド級」の不快感をもった、まるで「ハリケーン」のようなものが訪れることがあるでしょう。
それも感じていればいずれどっかへ去っていくものですが、もしかしたらそれは長いことそこに居続けるかもしれません。
それがもし長引きそうなら、僕のとっておきの必殺技を試してみてください。
その必殺技とは、
「感じながら寝る」という方法です。
寝るというのは、ただ横になるというだけでなく、睡眠を取るということです。
睡眠が取れれば、熟睡でも仮眠でもどちらでも構いません。
どういう原理かはわからないのですが、それを「感じながら寝る」と、起きた時に晴れ晴れとしていることが僕にはよくありました。
それは嵐のあとに静けさがやってくるようでした。
もちろんこれは、睡眠を取れる環境であることが前提です。
僕には「超ド級」が頻繁に来ていたので、この「感じながら寝る」をよく使っていました。
何度も挫けそうになりましたが、この必殺技に何度も助けられました。
それでも去っていかない場合、または睡眠の取れる環境にない場合は、諦めてそれと共にいましょう。
それは、あなた(マインド)がどうこうできるものではないからです。
でも、それもいつかは去っていきます。
安心してください。
◆ただひたすら感じるべし!
もしかしたらあなたはいま、不快な感情を感じることを、何かとんでもなく恐ろしいことだと思い込んでいるかもしれません。
「それを感じるととんでもないことになる」と思い込んでいるかもしれません。
でも、これは僕の経験から言えることですが、その感情を感じたからといって、その先に「恐ろしい何か」が起こることは決してありません。
それを感じたからといって、「自分がどうにかなってしまうのではないだろうか」などという、あなた(マインド)が恐れているようなことは何も起こりません。
いえ、今までそれを拒絶していた人にとっては、それを感じている間だけ「死んでも避けたい!」と思えるような経験をするでしょう。
それをネガティブなことだとずっと信じてしまっているあなた(マインド)にとって、それは本当にネガティブな経験となるでしょう。
それは心が引き裂かれるような感覚かもしれません。
終わりの見えない嵐の中に、すっ裸で放り込まれたように感じるかもしれません。
全身がバラバラになるような感覚がするかもしれません。
それに伴い、止めどなく涙が溢れてきたり、恐怖のあまり体がガクガクと震えたりすることもあるでしょう。
マインドと自分を同一化してしまっている状態では特にそうでしょう。
はっきりいって、最初のうちは苦しいでしょう(マインドがそう言うから)。
まるで地獄のような経験をしているかのように感じるでしょう(マインドがそう言うから)。
感じても感じても、何度もやってくるので、まるで終わりがないように思えるでしょう(マインドがそう言うから)。
自分はなんでこんなことをやっているのか?本当にこんなことで苦しみから解放されるのか?など数々の疑問が湧いてくるでしょう(マインドがそう言うから)
「もういい加減にしてくれ!」と叫びたくなるかもしれません(マインドがそう言うから)
でも、どうかそこから逃げないでください。
それを恐れずに感じてあげてください。
その感情をどうにかしようと必死で抵抗しているのは、あなたではなく「マインド」なのです。
その嫌な感情を感じることを避けるために、マインドは多種多様な言い訳をあなたに提示してくるでしょう。
でも、あなたの頭に浮かんでくる「考え」は、全部マインドが言っていることです。
今までのデータ(過去の経験)だけを基に、自動的にシャカシャカと情報を処理し、あなたに「そこは危険だ!そこから逃げろ!」と言っているだけなのです。
あなたが、「ニコニコ動画」などを利用したことがあるなら、もしかしたらこの例えがわかりやすいかもしれません。
あれって、動画が流れているその上に、誰かのコメントが次々と流れてくるでしょ?
でもそれは誰かのコメントであって、自分のコメントではないでしょ?(自分が打ち込んだコメントが流れてくるのは置いといて)
感情とマインドの関係もそんな感じです。
同じように、感情が起こっているその上に、マインドが色々なコメントを流しているだけなのです。
それはマインドが言っているだけであり、それをあなたが信じる必要はないのです。
そして、見ている動画もいつかは終わるように、その感情もいずれ去っていきます。
それに例外はありません。
どの感情も、そこに永遠に居座り続けることはしないのです。
感情は、あなた(マインド)を傷つけるつもりなんてありません。
それはただ湧いてきただけです。
それをあなた(マインド)が拒絶しているときにだけ、それはあなた(マインド)を傷つける(ような気がする)のです。
だから、それを抑えこんだり消し去ったりしようなどとせず、その感情に自由に表現させてあげてほしいのです。
その感情の正体を見極めてほしいのです。
それは、天気のようなものです。
どんなに激しい台風が来てもいつかはそれが去るように、その感情もいつかは去っていきます。
どんな感情も必ずそこから去ります。
必ずです。
そして、その中に飛び込みそれを感じることを繰り返しているうちに、あなたは気がつくでしょう。
それを感じたからといって、自分が恐れていたことなど何一つとして起こらない(自分は平気である)と。
ここで重要なのは、
「不快な感情を感じきると苦しみが収まる」ということではなく、「不快な感情を感じたとしても、恐れていた何かなど起こらない」と知るということです。
「自分は感情に傷つけられることなどない」と知るということです。
不快な感情がないとき、それがやってきたとき、それが去っていったとき、
「いずれのときも自分はまったく無傷である」というということを知ってください。
一度では終わらず、それは何度も何度もやってくるかもしれません。
でもその度にそれを感じきるのです。
その感情に「飛び込み」それに全身を浸すのです。
その感情を、まるでソムリエにでもなったかのように、それを味わい尽くすのです。
そしてどんどんマインドに学習させてあげるのです。
「それを感じたからといって別に平気である」と。
それを何度も何度も繰り返していると、ある時、あなた(マインド)がいままでネガティブと呼んでいた状況(感情)に対して、あまり恐れなくなっているのに気がつくでしょう。
もしくは、その状況(感情)自体がだんだんと起こらなくなってくるかもしれません。
今まで拒絶していた状況(感情)と遭遇しても、それほど動揺していない自分に不思議な感覚を覚えるかもしれません。
そして、あなたがそう感じたことを、マインドはちゃんとデータとして保存しているのです。
その体験が蓄積されていけばいくほど、不快な感情にお決まりの「拒絶」しかしてこなかったマインドも、だんだん違う反応をするようになってきます。
「あれ?今回はいつもと違う。これは、別に怖がらなくても大丈夫なのかな?」
↓
「あれ?まただ。また怖くない」
↓
「まただな。これは別に恐れるものでもないようだ」
というように。
今までと異なるデータが加えられれば、違う結果が出てくるのは当然のことです。
そして、あらゆるネガティブと呼んでいた感情に対する意味が変わり、「ネガティブな感情なんてそもそもない」というところまで辿り着いたとき、マインドは感情に抵抗することを止めるでしょう。
ネガティブでないなら、それに抵抗する理由などないのですから。
そして、
マインドの抵抗が止んだ瞬間、あなたの苦しみも終わるのです。
◆アドバイス
不快な感情が湧いてきて、それに自分が抵抗していることに気がついたら、
「これは、マインドが抵抗しているだけである」
ということを思い出しましょう。
そして、マインドがシャカシャカとあれこれ言っているのをただ見守るのです。
その内容を変えようとするのではなく、
その「あれこれ」をただ見守ることが大切です。
マインドを変えようとするのは、いつもマインドなのですから。
それは、あなたじゃありません。
1回や2回の体験で、あなた(マインド)に長年染み付いた習慣がなくなるほど、それは簡単なものではないでしょう。
そして、「ネガティブ感情」にどうしても巻き込まれてしまう度、それから逃げてしまう度、あなたは「どうして自分はできないんだ!」と自分を責めてしまうことがあるかもしれません。
でも、その時もどうか気がついてください。
その時あなたを責めているのは、あなたではなくマインドです。
マインドはすぐにあなたの振りをします。
あなたがそれに気がつかない限り、あなたはマインドの考えを自分の考えだと信じて疑わないでしょう。
あなたが自分自身を責めているとき、それはマインドがあなた(マインド)を責めているのです。
あなたが挫けそうなとき、それはマインドが挫けそうなだけです。
このことについては、また別のテーマとして説明しますが、あなたとマインドを区別する方法は非常に簡単です。
あなたは何もしゃべりません。
あなたは
「ただすべてを観察している者」だからです。
何かをしゃべり、それを一生懸命主張するのはいつも「マインド」なのです。
だから、どこからどこまでが自分の考えで、どこからどこまでがマインドの声なのか迷う必要はありません。
どれもこれもマインドなのですから。
その証拠に、声が騒がしいときも静かなときも、どんなときも、あなたは凛として、ただそこに存在しています。
それはあなたの存在が、どんな声にも影響されることがないからです。
だから、自分を責めてしまうとき、挫けそうなとき、文句を言いたくなるときはいつも思い出してください。
「それをしているのは、全部マインドである」と。
そして、もしマインドに巻き込まれたとしても、それはそれでいいのです。
そのことに気がついたなら、ただ黙ってそのおしゃべりを見守ればいいだけのことです。
そのことについて自分を責めたり、マインドの言っていることを変えようなどと奮闘する必要はありません。
◆どれぐらいの期間がかかるのか
ここまで読んできて、「マインドの抵抗が止むのに、一体どれだけの感情を感じればいいのか?」という疑問が浮かんできたかもしれません。
でも、その答えは僕にはわかりません。
「それは人によるでしょう」としか言えません。
あなたと同じ経験をもつ者はあなたしかいませんし、僕と同じ経験をもつ者も僕しかいないからです。
経験が違えば、自ずとその経過も違ったものとなるからです。
そして、誰かと比べて早いからいいとか、遅いから悪いとかいうことはありません。
それを気にしているのもやっぱり「マインド」です。
早い遅いを気にするよりも、あなたのペースでやっていけばいいのです。
「他の人がどのぐらいかかったのか」は、あなたとは全く関係のないことです。
だから、僕がどれぐらいかかったかということも、ここでは控えさせていただきます。
具体的にどれぐらいか「覚えていない」というのもありますが、なによりも、あなたがそれに影響を受けてほしくないからです。
ただ言えることは、
「あなたのペースこそが、あなたにとって一番いいペース」だということです。
あなたは遠回りしたことなど一度もなく、あなたはいつも最短距離を進んでいます。
だから誰とも比べる必要など一切なく、あなたはあなたの道を安心して進めばいいのです。
誰かとの比較を止めれば、そこに「早い遅い」などというものはありません。
◆やっぱり本を買って読むことをオススメします
ロバート氏は、本を読み、それを理解することで、「真実のウイルス」が導入されると言っています。
そのウイルスによって、生の感情とマインドとが分離すると言っています。
そして、そのウイルスが作用しマインドが自然に分離するのを「待って」、それから生の感情へ飛び込む方法を紹介しています。
だから、僕が今回紹介した実践法とは若干違います。
本当はそれがいいのかもしれません。
でも僕は、自分が実際にやってきたことしか自信をもってお伝えすることができないので、この記事では、有無を言わさずその中に飛び込み、それを全身で味わうという方法を紹介しました。
痛いの大好きな方は僕が紹介した方法で構わないと思いますが、マインドが生の感情から分離してからの方が、より抵抗なく感じることができると思います。
その方が、精神的ダメージはより軽減されると思います。
「真実のウイルス」なるものが実際に存在するのかは僕にはわかりません。
「それ」が作用したのかどうかは、僕には実証できません。
でも、本を読みそれを理解できた瞬間に、僕の苦しみが「忽然と消えた」のは確かです。
その「真実のウイルス」の存在を実証などできなくても、実際に苦しみから解放されたことは事実なのです。
だから、実証なんて僕にはどうでもいいことなのです。
大事なのは、実際に僕(マインド)が苦しみから解放されたという事実だからです。
ただ、それをより理解することが、それを実践することに繋がるということは言えると思います。
本当にそれを理解したなら、それを実践せざるをえなくなる(すでに実践が伴っている)からです。
なにが起こっても、「絶対幸せ」でいる法では、様々な比喩や表現を使い、様々なアプローチで切り込んでくるので、それがきっとあなたの理解を促す助けになると思います。
だからぜひ、本を読み、それを自分なりに考察して「真実のウイルス」を、あなたのマインドマシーンにも導入してみてください。
この本が僕に効果のあったというだけで、誰にでも効果てきめんかどうかは正直わかりません。
いや、それが合わない人も必ずいるでしょう。
だからすべての人にオススメかどうかと聞かれれば、
(「本当は四の五の言わずにいいから本読んで!」って言いたいけど)正直わかりません。
でも、
「多くの問題は感情的な問題である」
ということと、
「ネガティブな感情などないと実感できれば、苦しみは終わる」
ということについて納得してくれたあなたには、きっと効果があると思います。
それをあなたが納得したということは、あなたに合っている方法である可能性が高いと思うからです。
↓なので、興味のある方はぜひ買って読んでみてください。
あなた(マインド)の苦しみを終わらせましょう!
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というわけで、「苦しみの原因」シリーズはとりあえず今回で終わりです。
それは何も難しいことをする必要はありません。
「ネガティブと呼ばれる感情」がそこにあることを認めて、ただそれを感じるというだけです。
それを感じ続けて、
「ネガティブな感情は、別にネガティブでもなんでもない」ということをマインドが理解すればいいというだけの話です。
拙い文章なので、疑問に思うこともあるかと思います。
ですので、何か質問でもあればコメントで書き込んでください。
すぐに返事ができるかはわかりませんが、僕の答えられることならできる範囲でお答えしたいと思います。
感想でも、誰かにシェアしたいことでも、何でもいいです。
何かコメントを残したい人は、遠慮なくどうぞ。
次回は、
なにが起こっても、「絶対幸せ」でいる法の書評でも書いてみようかと思います。
では、今日のまとめです。
【今日のまとめ】
・不快な感情は、あなた(マインド)を困らせようとしているわけじゃない。それはただやってきただけ
・それをネガティブだと判断し拒絶してしまうのは、ただのマインドの「クセ」
・だから、不快な感情を意識して感じるようにし、マインドに「これは別に怖くないよ」と学習させることが大切
・マインドの抵抗が止めば、あなたの苦しみも終わる
・やってきた感情はただ感じるべし!
・四の五の言わず、本を読むべし!
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
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